ハマカーン優勝おめでとう!! THE MANZAI 2012 感想

予想は外れたが悔いはない、ハマカーンおめでとう!!
実力派でありながらなかなか日の目を見なかった2人、ようやく大きな一歩を踏み出しましたね。
まずAグループ、混戦でしたね。
どのグループも正直勿体なかったと思わせる出来、誰が勝ち抜いてもここは文句なかったと思う。
テンダラーはトップの不利を見事跳ね返した、トップじゃなかったら・・・というのはありますが。
ウーマンはちょっとパターンを変えてきましたね、前半を振りにして後半畳み掛ける。
早口な彼らだからこそできるスタイルかもしれません、結構びっくりさせられたところがあり、勢いはウーマンかなと思いました。
ハマカーンもスタイルを変えてきましたね、神田さんの女子キャラが否定しきれないところが・・・うん、置いておきましょうw
その中でも浜谷さんのアツさは残っていましたから、こちらもハマりましたね。
そしてオジオズ、笑いの数では1番だったと思います。
ここまでスタイル変えるとは正直驚きでした、だいぶ楽しかったです。


続いてBグループ、一番波紋を呼んでいるのはこのグループですね。
トレンディ、良かったと思うけどなぁ。
発毛グランプリのくだりは思わず笑ってしまった、彼らの色が存分に出ていたと思います。
ノンスタはさすがですねぇ、4分押し切りましたから。
井上さんのイキリを押すわけでもなく、ネタを存分に楽しめました。
磁石は若干前半おとなしい気がしたけど、後半畳み掛けてきましたね。
いつもの彼らのスタイル、「ブスは待つ!」は2年前のM-1敗者復活で聞いて衝撃を受けたのですが、ここで持ってくるとは。
個人的には満足だったのですが、決勝とはいかず残念。
はてさて、千鳥。
良くも悪くもいつも通りの千鳥だったと自分は思うのですが皆さんはどうだったのでしょうか。
正直、これで勝ち抜きは驚いてしまいましたね、関西ではバカ受けなのかもしれないですが。
うーん、どうもアクが強いのよ千鳥は。
M-1決勝初進出のエロ漫才が一番ハマったかもしれん。


そして、Cグループ。
スーマラ良かったけどなぁ、相手が悪かった印象。
ここ最近、田中さんのキャラが前面に出てきている気がします。
来年くらい一泡ふかしてくれるんじゃないでしょうかね。
一泡ふかしたのはアルコ&ピース
漫才か?と聞かれると難しいところはありますが、会場を完全に味方につけていたのは彼ら。
このグループでの決勝進出は納得です。
笑い飯、どうした?ってのが正直な印象。
彼らが好きなネタだったのかもしれませんが、いまいちはじけきれなかったような気がします。
強引なネタだっただけに、もうちょっと早めに会場を引きこめていれば結果も違ったかも。
ワイルドカードエルシャラカーニ、いつも通りかなー。
徐々に飽きられてきはじめる時期だと思うので、ここで一皮むけれるかが勝負かな。
個人的にはウエストランドがきて、井口さんに0か100の勝負をしてほしかったところではありましたが。


そして最後決勝戦
ハマカーン・千鳥・アルコ&ピース
納得のハマカーンでした、たけしさんも言っていたけどほか2組が失敗した感じ。
千鳥は1本目とパターンとしては同じ、アルコもそうですね。
毛色が違うネタを用意したら、と思う気持ちもありますが、1本目が振りになって天丼効果で笑いが倍増なんてこともありますから。
アルコなんてそれが正に顕著、勝負を賭けていたとみるべきでしょう。
優勝の瞬間、神田さんと一緒に磁石の永沢さんも泣いていた。
号泣だった、あれは悔し涙じゃなく喜びの涙。
大きな幸せに直面した時、それを泣いてくれる友人がいる、本当に幸せなことだと思う。
暗闇を走り続けてきた彼らの絆を見た気がしました。
これから露出が増えるであろう2人、姉の七光りなんて言われないように頑張れ!
そして、去年言っていた「自分たちの番組にお姉ちゃんを呼びたい」をぜひ叶えてやってくれ。
磁石も呼んでやってくれ。


一笑いのたびにゲストのタレントにカメラが振られることを除けば、比較的いい大会だったと思います。
一番輝いているのはネタをやっている芸人さん、表情や仕草1つ1つに命をかけているんだから一部始終映すべき、それがTVの仕事じゃないのか。
それよりも芸能人のタレント性だけで数字を取ろうとする業界人、下衆の極み!!