安らかに、小島貞博

小島貞博調教師がなくなった記事を目にした、享年60歳。
まだ早いだろう、ショックだった。
小島ジョッキーと言えばミホノブルボン、自分が大好きな馬の1頭だった。
ブルボンの上には必ず小島ジョッキーが跨り、出遅れた新馬戦を除けば逃げに逃げた。
距離の壁なんてなんのその、限界説を嘲笑うかのように逃げ切るあの背中が格好良かった。
最後の菊花賞こそライスシャワーの2着に屈するが、そこまで無敗。
マックイーンの天皇賞3連覇を阻むなど、リアルシャダイ産駒らしく長距離に強さを見せたライスの2着、十分評価に値すると思う。
種牡馬になってから後継者が出てこないことは非常に残念だが、最強馬と謳われる1頭に間違いはないと信じている。
ブルボン=小島ジョッキー、この方程式が綺麗なくらいあてはまる名コンビだった。
ブルボンが大好きだった自分だけに、以降は小島ジョッキー(調教師時代含む)を見れば、それだけで応援したもんです。
それが突然の諜報、ご冥福をお祈りいたします。
天国でもブルボンに跨っているような気がしてならない。