R−1グランプリ2012 優勝はCOWCOW 多田の手に!

去年は撮り逃しにより見逃したR−1グランプリでしたが、今年は録画しつつしっかり生で見ましたよ。
結果からですが、優勝はCOWCOW 多田に!
おめでとうございます、それでは個人的な感想を交えつつ勝手にざっくりと振り返ってみたいと思います。


Aグループ
友近
野生爆弾 川島
・AMEMIYA
・COWCOW 多田 ☆決勝進出
友近は1発目にやりたくなかったでしょうねぇ。
もうちょっと熟したころがちょうどいいと思います。
川島はいろんな意味で驚かされた。
個人的には楽しめたけど、正直よく決勝に残れたなぁ、そんな印象でした。
AMEMIYAは意外に良かった。
冷やし中華の衝撃から1年、だいぶネタバレしている中スタイルを変えず今年も勝負するところはさすが。
逆に言えば、他にない、とも言えなくないと思うので、徐々に変化球を使いだすと怖い気がします。
多田はいくつか見たことあるネタもありましたが、いつも通りの切れ味でした。
個人的な疑問ですが、お題の引く順番もシュミレーションしているのでしょうか?


Bグループ
・サイクロンZ
いなだなおき
徳井義実 ☆決勝進出
・キャプテン渡辺
サイクロンは勢いがすごかった、でも直接笑いと結びついていないところもあるような。
開場を盛り上げた意味では予選1番だったかもしれません。
いなださんは自分には合わず、ごめんなさい。
よくあるフリップ芸なんだけど。
徳井はお得意のヨギータネタ。
今まで何度も見たことがあった分、新鮮さにかけた印象です。
まぁ、その中でも笑いを取っていたのはさすがです。
キャプテンはいつも通りのスタイル、期待していたのですが爆発力に欠けたかな。
もうちょっと長く見ていたいネタでした。

Cグループ
・千鳥 大悟
ヤナギブソン
ヒューマン中村
・スギちゃん ☆決勝進出
完全にヒューマンとスギちゃんの勝負になりましたね。
本当にもったいない、多分だけども別グループに行ったらどちらも決勝に進出したんじゃないでしょうかね。
予選で1・2のウケ具合だったと思います。
大悟は良くも悪くもらしさが溢れたネタ。
でも、決勝用にネタ温存していたんですかね?若干弱い気がしましたが・・・。
ヤナギブソンはテーマがすごい、屁だけであれだけ話を広げていきますかね。
結構好きなネタでしたけど、この2人が相手では苦しいか。
ヒューマンのもう1ネタが見たかった、ただただ残念や。
わかりやすい、ばかばかしい、だいぶ序盤につかまれてしまいました。
スギちゃんはキャラを変えて大正解ですね、おっぱい先生のころはどこへ行ってしまうんだと思ったがw


決勝
・COWCOW 多田
徳井義実
・スギちゃん
多田の印象としては予選と変わらず、一個一個の切れ味はさすがでした。
露出が多い分、見たことあるネタがあったのがどうしても残念(当たり前なんですけどね)。
徳井はよくこのネタを決勝でやりましたね、女性客も多いのにw
優勝捨ててた?そう思われるくらい自分のやりたいことができたんじゃないでしょうか。
ただ、最後のオチの段ボールにダイブする猫は何でやったんだろう?
見たことある人しか伝わらないだろうし・・・賛否両論呼びそうです。
スギちゃんは予選と同じくらいのインパクト。
ただ、予選に比べると弱かったかなぁ。
相変わらず、終わりのタイミングが面白い。
ワイルドだろぉ〜?一発屋にならないでほしいものです。
でも、ギャグでゴリ押しするタイプではないから、そういったものと比べると息が長いんじゃないかなぁ、と。


決勝は多田3 徳井1 スギちゃん3で同点決勝、最後は徳井に票を入れた木村祐一が再投票で多田が優勝しました。
再投票になった時点で多田の優勝は見えていたけどね、再投票になった時のシステム考え直さなきゃだめだわ。
あれも賛否両論生むところだと思います、予選のポイントで見るとか今回から導入された準決勝のポイントで見るとか。
多田を優勝させたくない、とかそんなのではなくて吉本ってバックボーンがあるだけに、なるべく平等に見えて観客がより多く納得できる方法を取ってもらえればなぁ、なんて。
まぁ、とりあえずシステムの批判は置いといて・・・多田さん優勝おめでとう!
今まで相方がずっと決勝に行っていた分、うっぷんも溜まっていたでしょう。
全てがはじけた勝利だと思います。
また、多田さんの芸は場所を選ばず、道具も使わずどこでも披露できるのが最大の強みだと思います。
R−1優勝組がいまいちブレイクしきれない印象が否めないので、頑張れ!伊勢丹の紙袋!!